先日、テレビで松紳を見た。紳介が言うには
「俺なんて一年間に本なんて1冊しか読まないし、映画もほとんど見ない。
それなのになんでこんなにしゃべれるのか?それは、普段身の回りの
出来事を心で捕らえるからだ」
「山崎邦正なんか一ヶ月に100冊ぐらい本を読む。だからあいつはうだつが
上がらないんだ!」
ん~、妙に納得。
出来る人はあまり、勉強、勉強と騒がない。
決して本を読まない訳ではないが、馬鹿みたいにたくさん読んでいる訳でも
ない。
儲かっている人に「なぜ儲かるのか?」と聞くと、
「なんとなく」
「儲かることしかしないから」
「お客さんの要望が分かるのよね」
と言うのが多い。3っつの内で、最後の言葉は核心を突いているのではない
だろうか?
これは、勉強だけでは分かるものではないと思う。
普段の何気ないところから「気づき」があるからこそ分かるものだ。
紳介は、お笑いに入って最初の年収が8万円、それからだんだんと上がり、
漫才ブームで2000万円、自分の冠番組で9000万円、今は…。億だろうな。
松っちゃんも、言葉は濁したが同じような経緯をたどったらしい。
「勉強せ~よ」の意味を履き違えたらあかん!