日本振興銀行 設立メンバーの講演を聞く 2004/05/18

今年4月に50年ぶりにゼロから立ち上げた銀行である
日本振興銀行の創設メンバーの一人である○さんの講
演会に参加した。

日本の企業の99.7%が中小企業であるが、既存の銀行は
本来の業務をしていないのではないかとの疑問から立ち上
げたそうである。

彼は、今37歳。スッゲー大物になるんだろうなと感じさせる
人物であった。

話しの中で出てくる人脈がまた凄い人が並ぶ。こりゃ銀行が
出来るはな。

創設メンバーとの出会いや自分が持っている理念、様々なタ
イミング。これらが上手くマッチして出来上がったと語ってい
た。そのどれもが無ければ、銀行は出来なかったであろうと
彼は断言する。

それに、やろうと決めてから銀行業務を申請するまでが異常
に早い。しかも、現在業務を開始するまでが世界最速?って
ぐらい早い。

銀行を立ち上げるにあたって、様々な障害があった。
誹謗中傷、妨害、既得権者との軋轢、資本金集め。
しかしどれもを跳ね除ける力が創設メンバーにはあったんだ
と思う。

その源となるものは、我々は何をすべきかを常に考える事と
理念と行動だと言う。

考えるだけでは、何も生まれない。出来ない枠を自分自身に
被せてしまうのではなく、出来る方策を考え行動する。そのた
めに理念が必要だ。

業績を残す人や、成功した経営者に話しを聞くと、理念や想
いが事業を成功させるとカッコいいことを言うと思っていたが、
自分がこの事業を振り返って思うのは理念の大切さであると
語っていた。

これからの時代は、
「理念のあるプロダクトアウト型リーダー」
の存在が必要ではないかと話していた。

最後に、日本振興銀行の方向性を聞いたが、人の会社の
話しなのでココでは書かない。
ビジョンがしっかりしていると感じた。

最初、ネガティブな話しから始まったんで、つまらないのかな
と思ったが、それはあくまでも前振りで、大変面白く、タメに
なる話しであった。

理念と行動...。

よ~し、自分もやるぞと勇気付けられた。

看板の過去日記

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