本日は夜中作業の日。
現場立会いに行く。
深夜0時、現場に向かう最中ガソリンスタンドに寄った。
ココは、以前にも夜中に立ち寄ったことがある。
えらい愛想のいいおっちゃんが接客している。真夜中なので
一人でこなしているようだ。
その時に灰皿を清掃してもらったんですが、灰皿を渡す時に
プラスチックのパーツが着いたままになったらしく戻ってきた
時には灰皿がガタついてしまう。
でも、気がついたのはそれから2日ぐらいたっての事で、
あきらめていた。
それから、1週間たった今日にそれとなく聞いてみた。
「前回来た時にプラスチックのパーツをつけたまま出しちゃったん
だけど残ってない?」
「いや?...」
ニコニコしていて、おじさん相変わらず愛想がいい。
そりゃそうだろう。残っているはずはないと思う。
「その時私が対応しました?」ニコニコ
「うん。僕の不注意で灰皿につけたまんまになってたみたいで、
もしかしてあったらな?なんて思って」
「いや?そうですか。すみません気がつかなくて」ニコニコ
「いやいや、僕の方が悪かったんですから。もしかして残って
いたらと思っただけですから」
「いや?すみませ?ん」ニコニコ
そんなやり取りをしていると支払いを済ませ車を出そうとすると
おっちゃんが呼び止める。
「お詫びと言ってはなんですが、これ貰ってください」
手には箱ティッシュの束が...。
「そんなことして貰わなくてもいいですよ。もしかしてあったらと
思っただけですから♪」
結局、箱ティッシュの束を手に現場へ向かった。
______________________
このおじさん、現場の判断がいい。
あきらかにガソリンスタンド側のミスではないのにすぐに謝り、
粗品を持って対応している。
んで、肝心なのが謝る事で相手の意図をはぐらかしている。
これは、心理的に謝る事は相手の意見をブロックする行為
なんだそうである。
そんなの普通意図しておこなわんだろう。おじさんの処世術
なのかな?
おじさん、顧客を一人捕まえた>俺